中学生が交通誘導をVR体験
トラフィックコンダクターを
使った職業学習
#08
Release date 2023.05.10
なのはな警備は2023年1月27日、柏市公立中学校1年生を対象にした職業学習において、弊社のVR研修ソリューション「トラフィックコンダクター」を使い、VR研修による交通誘導体験を実施しました。
今回の記事では職業学習がどのようにして行われたか、生徒の反応はどうだったのか、そのレポートをお届けします。
01 事故リスクのないVR研修
千葉県柏市内の公立中学生が
警備業務を仮想体験
これまで警備の職業体験では、学生を現場に連れていくことができない点が課題でした。
しかし、VRを活用することで、交通誘導現場の臨場感や誘導の難しさ、警備員同士の連携の難しさなどをリアルに体験してもらうことが可能になりました。
警備の動作を正しくできているか採点する機能では、ゲームが身近な世代だけに、あっという間にコツをつかんで満点を取っていました。
実際にVR研修を体験した中学生からは、「18歳になったら警備の仕事をしてみたい」、「警備員の仕事は警察と同じかと思っていたけど、すごく大変で気を遣う仕事で、やりがいがありそう」、「友達にもぜひ体験させてあげたい」などの感想が寄せられました。
02 警備業のイメージアップへ期待
警備業の若年層へのPRにもつながる
トラフィックコンダクター
警備業法上では18歳を超えないと警備員になれませんが、トラフィックコンダクターを使用した交通誘導警備のVR体験は年齢制限がないうえに、事故のリスクもなく現場の臨場感を体験できます。
小中学生、高校生などの職業学習や、高卒予定者、新卒、インターンなどのリクルート活動等に積極的に活用することで、警備業の認知拡大や、興味を持ってもらう機会の増加につながり、警備業のイメージを変える可能性があります。
開発した株式会社なのはな警備代表取締役の田中一善はこのようにコメントしています。
「警備業は若年層へのPRが不足している上、知っていただく機会も少ない状況でした。しかし、今後はVRでの職業訓練等を全国の警備会社でどんどんやっていくことで、業界の価値を上げ、人手不足、高齢化の歯止めがかかる一助にしたいと考えております」
03 VRでリアルな研修体験を
交通誘導警備研修が変わる!
まずはトライアルから
今回職業体験で使用したトラフィックコンダクターは、交通誘導警備業務における研修のあり方を変革する新時代の研修ソリューションです。
本システムでは、実際に事故の起きやすい15のシチュエーションを臨場感溢れる映像で再現。
これまで研修段階では体験できず、OJT(現場研修)任せになっていた難易度の高い交通誘導現場(信号機のある交差点、緊急車両、カーブ[無線機使用]、枝道、夜間、バック誘導等)を事前に体験できるようになります。
VRなので何度失敗しても事故が起きる心配はありません。VR研修でしっかりと実技を身に着けてもらうことで、自信を持って現場に送り出せるようになります。
本システムは新任教育ではもちろん、現任教育でもお使いいただけるので、質の高い誘導技術を維持できます。研修では視聴覚教材における実技研修として、法定教育時間への換算が可能です。
トラフィックコンダクターはトライアルが可能なので、ご興味のある方はぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?